
・キーワードってそもそも何?
・どうやって選べば良いのかわからない…
・ロングテールとかミドルの違いが知りたい!
ライティングの始めたてにおいて、誰もが迷うのがキーワードです。
この記事を読めば、キーワードの基本と種類・選び方・検索意図の考え方まで理解できます。

自分でも戦略的にキーワードを選べるようになり、SEOに強い記事を書けることを目指しましょう!
キーワードの基本について解説

まずはキーワードがどういうものかを把握しておきましょう。
ここを理解できれば、戦略的にキーワードを選べます。
キーワードとは「調べたい情報を示すもの」
SEOにおける「キーワード」とは、検索するときに入力する言葉やフレーズのことです。
検索エンジンは入力されたキーワードをもとに、そのユーザーにベストな記事を表示します。
だからどんなキーワードを選ぶかで「誰に・どんな記事が届くか」が決まるということです。

例えば「英語」と「英語 勉強法 高校生」というキーワード。
前者は情報が広すぎますが、後者は「高校生の効率的な英語の勉強法を知りたい」という具体的なニーズが見えますよね。
つまりキーワードとは「読者がどんな情報を求めているかを示すヒント」であり、SEO記事を書くうえでスタート地点になるものです。
キーワードの種類【ビッグ・ミドル・ロングテール】
キーワードには3つの種類があります。
検索される回数によって分かれており、競争の激しさや記事の狙い方が異なります。
キーワードの種類
- ビッグキーワード:月間検索数3000以上(例:「英語」)
- ミドルキーワード:月間500〜3000未満(例:「英語 勉強法」)
- ロングテールキーワード:月間100〜500未満(例:「英語 勉強法 高校生」)
※「検索数の基準」は人によって微妙に違います。

当然ですがビッグの方が競合が強く、上位表示は難しいですよ。
この講座の目的は「SEO記事が書けること」と「ポートフォリオの作成」ですので、実際にキーワードを選ぶときは検索ボリュームはあまり気にしなくてOKです!
実際のブログでキーワードを選ぶときは「どの検索ボリュームを選ぶか」を考えると、戦略が立てやすくなります。
上位表示させるためのキーワードの選び方

キーワードをやみくもに選んでいると、ブログ運営で上位表示は難しくなってしまいます。
しっかり戦略的にキーワードを選び、上位表示される記事を目指すことを心がけましょう!
まずはキーワードを決めるのがスタート
SEO記事を書くときは「どのキーワードで書くか」を最初に決めることが大切です。
キーワードが決まれば、そこからどのような記事を書くかを考え始められます。
このとき大事なことは「自分の好きなこと・得意なこと」を軸にキーワードを探すことです。
たとえば英語に自信がある方なら「英語 勉強法」というキーワードがいいでしょう。
自分の勉強法や体験談を用いて、オリジナリティのある記事が書けます!
まずは「得意・好き」からスタートし、書くキーワードを決めましょう。
ロングテールで執筆すべし
最初は「ロングテールキーワード」から書くのがおすすめです。
ロングテールキーワードには、次の特徴があります。
- 競争が少なく上位表示されやすい
- 検索からの流入が増えやすい
- 購読などの行動に読者がつながりやすい

もしブログを執筆するならロングテールの記事で読者を集め、その後内部リンクでミドル・ビッグへ誘導するイメージです。
小さいキーワードから始めて、徐々に大きなキーワードに挑戦してみましょう。
ボリューム確認にはキーワード選定ツールを使うべし
キーワード選定には「ラッコキーワード」や「キーワードプランナー」などのツールを利用しましょう。
ビッグキーワードやミドルキーワードを入力すると、関連するミドルやロングテールキーワードが一気に表示されるからです。

ラッコキーワードは有料ですが、キーワード選定ツールとして一度は体験しておいた方がいいです!
最安のライトプランで、一月分だけ契約しましょう。
例えばラッコキーワードで「英語 勉強法」と検索すると、「英語 勉強法 高校生」「英語 勉強法 おすすめ本」など具体的な候補が出てきます。
ここから自分が書きたいテーマを選べばOKです。


キーワードを見つけるために、ラッコキーワードやキーワードプランナーを活用しましょう。
選んだキーワードの「検索意図」を分析しよう

キーワードを選んだら「検索意図」を必ず考えましょう。
検索意図とは「そのキーワードで検索した人が本当に知りたいこと」です。
これを考えないと、記事が的外れになってしまいます。
例えば「英語 勉強法 高校生」の検索意図としては、以下のようなものが考えられます。
- 「テストで点数を上げたい」と考える高校生
- 「高校生の子どもの勉強法を知りたい」と考える保護者
こうしたペルソナ(想定読者像)の検索意図を設定し、それを満たせる記事を作ることが大切です。

ペルソナと検索意図に関しては、次の章で説明しますね!
検索意図を分析すれば、読者にピッタリの内容を書けることを覚えておきましょう。
まとめ
この記事では「SEOにおけるキーワード選びの基本」を解説しました。
- 書きたいことではなく、読者が検索するキーワードを意識する
- 最初は競争が少ないロングテールから始めて成果を積み重ねよう
- 検索意図を分析して、読者の知りたい情報に的確に答える
この内容を踏まえて、「キーワードの検索意図に沿った記事」を意識して執筆してください。
次の章「ペルソナ設定」では、検索意図を決めて執筆の準備を整えましょう!


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